佐賀県武雄市は1月から、市の「空き地・空き家バンク」の登録物件に付随している農地を取得する場合の要件を緩和した。これまで5千平方メートル未満の農地は買ったり借りることができなかったが、この面積規定を実質的に撤廃した。定住や移住を促進し、遊休農地を減らす狙い。

 空き家に隣接する農地を購入したいという声がきっかけで、定住促進を目的にした要件緩和は県内では佐賀市、多久市に次いで3例目という。

 農地の取得は農業委員会の許可が必要で、5千平方メートル以上を耕作することなどが条件。耕作面積の下限は農業委員会が地域の実情に応じて変えることができ、今回は1平方メートルに設定した。購入者(借地者)が実際に農耕できるかなどを審査して許可する。

 市お住もう課によると、現在、空き家の登録物件13件中3件が農地付きという。同課は「家庭菜園のために農地付きを希望する人もいる。農地を購入しやすくすることで、移住や定住につながれば」と期待する。

このエントリーをはてなブックマークに追加