「さわってみよう能の世界」の来場を呼び掛ける能楽師の多久島法子さん

 文化庁と能楽協会九州支部は、伝統文化の能を鑑賞し、親しむ体験公演「さわってみよう能の世界」を23日午後1時45分から唐津市の市民会館で開く。唐津東高1年生240人が対象だが、一般見学者も無料で観劇できる。

 演目は三つで、鏡山を舞台にした「松浦佐用姫」は能の後半を紋付き袴で舞い、教科書で扱われる狂言「柿山伏」が続く。メインの能「土蜘蛛」は、唐津くんちでなじみのある源頼光の妖怪退治が題材で、本来約50分を約30分に短縮して演じる。

 唐津生まれの多久島利之さんが頼光を演じ、娘の法子さんが佐用姫を舞う。演目前には高校生による囃子体験もある。能の演目には唐津にゆかりの作品が四つあり、それを広めようと結成した「唐津・能の里づくりの会」が公演を支える。

 整理券を配布しているが、当日券もある。問い合わせは古代の森会館、電話0955(77)0510。

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