兵庫県などが主催した「ひょうご安全の日1・17のつどい」で政府代表の追悼の言葉を述べる山下雄平内閣府政務官=神戸市中央区の防災未来センター

 内閣府政務官の山下雄平参院議員(佐賀選挙区)は17日、発生から23年を迎えた阪神大震災の追悼行事で政府代表としてあいさつした。発生時の兵庫県知事で復興に尽力した武雄市出身の貝原俊民さんの活動に触れ、「災害から国民を守り、安心して暮らせる社会の実現に全力を挙げることを固く誓う」と強調した。

 山下氏は貝原氏の墓参りをし、復興への思いをつづった著書を読み返して式典に臨んだ。全国からボランティアが駆け付け、地元と一丸となって復興を成し遂げたことに敬意を表し、「防災・減災のためには平時からの備えが何より大切だと胸に刻んだ」と述べた。式典後、地元の人たちから「貝原さんは兵庫県にとって恩人だ」と声を掛けられたという。

 地震が発生した午前5時46分に神戸市内を1人で歩き、38歳の自分より若い女性が泣きながら手を合わせる光景に遭遇した。「当時、中学生だった自分より幼かった女性が今も苦しんでいた。今回、気付いたことも多く、改めて現場に足を運ぶことの大切さを感じた」と語った。

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