災害警備本部に寄せられる情報をもとに、交番や自治体、消防など連携して対応する鳥栖署員=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 鳥栖署は17日、大規模災害を想定した庁舎機能移転訓練を、鳥栖市のベストアメニティスタジアムなどで開いた。署員ら約170人が参加し、災害発生時の素早い初動や混乱する状況下での正確な情報伝達などについて、手順など確認した。

 マグニチュード7・5の地震で鳥栖市内は震度6を観測し、家屋倒壊や道路損壊などが発生したほか、鳥栖署庁舎も一部倒壊、庁舎機能の移転が必要になったとの想定。署員の安否確認や非常持ち出し物品の搬出・移送、交通誘導などの訓練に取り組んだ。

 移転先となるベストアメニティスタジアムでは、署員ら約20人が無線機や衛星携帯電話などを持ち込み、災害警備本部を設置。県警本部から土砂崩れや橋の倒壊、火災などの情報が伝達されると、管内の交番や自治体、消防と連絡を取り合い、適切な対応を取った。

 北野一信署長は「第一報に対する署員の動きに物足りない部分もあったが、30分以内で災害警備本部を立ち上げたのは良かった」と講評。「これからも署員一人一人が意識を高め、災害に備えたい」と気を引き締めた。

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