着任会見で抱負を述べる三田豪士本部長=佐賀市の佐賀県警本部

 佐賀県警本部長に三田豪士(たけし)警視長(48)が15日に着任し、会見を開いた。「安心安全を実感できる県警を目指す」と抱負を述べ、交通死亡事故の減少やニセ電話詐欺の被害防止に意欲を示した。

 宮城県警の警務部長時代に、東日本大震災直後の被災地を目の当たりにしたという。復旧活動や治安の維持に腐心し、警察職員のストレスの軽減策も考え合わせる中で「警察の使命や責務の重さ、厳しさを実感した」と振り返った。

 県内で後を絶たない交通死亡事故を巡っては「原因や問題点を把握し、対応を図っていく」と話し、ニセ電話詐欺に関しては「関係団体と連携し、県民の協力を得ながらさらなる対策を講じる」と述べた。

 佐賀県には、大分県警警務部長時代に家族や同僚らと吉野ヶ里や虹の松原などを訪れた経験があり、「豊かな自然と歴史があふれる場所」と印象を語った。

 三田本部長は大阪府出身。警察庁刑事局犯罪鑑識官からの転任で、警察庁刑事局捜査2課特殊詐欺対策室長、埼玉県警警務部長なども歴任した。

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