窯元と焼き物商社が商談を進めた新春新作展示会=西松浦郡有田町の焱の博記念堂

 佐賀県陶磁器工業協同組合(原田元理事長)と肥前陶磁器商工協同組合(木原長正理事長)の新春新作展示会が10、11日、西松浦郡有田町の焱の博記念堂をメーン会場に19会場で開かれた。有田焼などの窯元69社が春夏商戦用に開発した食器などを並べ、焼き物商社に売り込んだ。

 両組合が組合員・登録商社209社向けに、毎年新春と夏の2回開いている。今回は有田町と伊万里、武雄、嬉野市の窯元が出展した。焱の博記念堂では各窯元が工夫を凝らした商品を展示。商社の担当者にデザインや機能性などをアピールした。

 原田理事長と木原理事長は「有田焼創業400年の取り組みを反映した商品が生まれている。市場を意識した新商品開発が見受けられる」と手応えを話した。その上で、ホテルなどでバイキング朝食が増えるなど、有田焼を支えた業務用食器の伸び悩みに触れ「これまで以上に企画力が試される。商品の魅力を市場に訴え、消費者に届けていきたい」と述べた。

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