春の新生活需要を見据え、新作などを並べた家具メーカー=大川市の大川産業会館

 小売店や卸業者に新作家具などを売り込む「第50回大川家具新春展」が10、11日、福岡県大川市の大川産業会館を主会場にあった。佐賀県内メーカーを含む約160社が出展し、全国各地から集まるバイヤーと商談を重ねた。

 大川家具工業会が年4回開いている業者向け展示会で最大規模。新入学や異動などで需要が増える年度末に向けて、各社が新作や売れ筋品を並べた。

 「低価格」「短納期」を打ち出し、家具チェーン大手のニトリと取引する佐賀市の中村敬木工は、新作のきりだんす3点を出展。着色してモダンに仕上げており、足を止めて商品の説明を聞くバイヤーもいた。

 国内の家具需要が伸び悩む中、人手不足などによる運送費の増加に頭を痛めるメーカーも。同市のマーゼルンは「東京向けの一部配送料は以前より3倍以上になっている。対策が急務」と話した。

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