佐賀マイスターの認定証を受け取る吉田健二さん(右)=佐賀県庁

 佐賀県は15日、高度に熟練した技能者を対象とする「佐賀マイスター」に伊万里市の溶接工の吉田健二さん(38)=伊万里鉄工所勤務=を認定した。積極的に技術の研さんに励み、人材育成への貢献活動も評価された。最年少の佐賀マイスターとなる。

 吉田さんは、金属を高温で溶かしてつなぎ合わせる溶接を約20年続けている。溶接管理技術者や国家検定1級鉄工技能士などを取得し、また県溶接協会が企画する人材育成業務の中で工業高校の生徒や教諭に率先して指導に当たっている。

 「難しい技術だが、音や光の色などで判断して思い通りに完成した時はうれしく、やりがいを感じる」と吉田さん。県庁で石橋正彦産業労働部長から認定証を受け取り、「これからは一人一人の性格や個性に合わせた指導をして技術の伝承に貢献したい」と話した。

 マイスターはドイツ語で名人や巨匠などの意味を表す。佐賀マイスターの認定制度は2000年度に創設し、これまで陶磁器製造や木工、畳製作など53職種で延べ72人が認定されている。

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