38位でゴールする佐賀のアンカー・吉冨博子=西京極陸上競技場

 中学生2人とベテランが順位アップに貢献した。佐賀県チームは序盤こそ出遅れたものの、粘り強くたすきをつなぎ、昨年から一つ上げて38位でゴールした。樋渡朋子監督(清和高教)は「最後まで諦めずに走ってくれた」と選手たちをたたえた。

 1区は光延友希(デンソー)が2キロ付近で先頭集団から離され、44位と遅れをとった。2区田中佑香(鳥栖工高)は順位を一つ上げ、前を行く奈良と41秒差でリレーした。

 少しでも追い上げたい最初の中学生区間3区は、年末の全国中学駅伝1区で区間2位の松浦亜依(鹿島西部中)。冷静に走り出すと、前との差を20秒にまで縮めた。

 4~7区は高校生がつなぎ、もう一つの中学生区間8区の小松夕夏(唐津東中)は43位で走り出した。先行する40位の鳥取まで13秒差。「前に3人が見えたので、勢いで抜こうと思った」と小松。県中学駅伝1区で松浦をかわして区間賞に輝いた勝負強さをこの日も発揮し、区間14位の快走で3人を抜いた。さらにアンカーの吉冨博子(メモリード)が2人を追い越し、締めくくった。

 初出場ながら健闘した中学2年の小松は「無我夢中で走った。来年は3区を走りたい」と声を弾ませた。

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