三菱自動車の「エクリプス クロス」

 トヨタ自動車のピックアップトラック「ハイラックス」

 マツダの「CX―8」

 スポーツタイプ多目的車(SUV)が人気だ。一昔前は本格的な野外活動向けの仕様が主流だったが、近年は使い勝手の良い都市向けやデザイン性に優れたモデルが消費者の支持を得ており、メーカー各社が販売に力を入れている。

 マツダは昨年12月に新型の「CX―8」を発売した。撤退したミニバン事業に代わる車種で、最大7人乗りの3列座席が魅力だ。売れ筋の「CX―3」や「CX―5」の外観のデザインを踏襲し、車のサイズを広げた。「40歳以下の層に購入してもらっている」(広報担当者)とし、受注の滑り出しは好調だという。

 今年3月に三菱自動車が発売を予定するのは「エクリプス クロス」だ。子育てを終えた40~50代の夫婦を主要顧客の対象に据えて、内外装に高級感を出した。

 SUVの人気を背景に、野外活動向けの車の需要増を見込んだ販売の動きもある。トヨタ自動車は、2004年に国内販売をいったん終了したピックアップトラック「ハイラックス」を復活させ、昨年9月に発売した。国内では新車として購入できる唯一のピックアップトラックとなった。「ファッション性があり、街を走ると見た人が振り返るような存在感」(開発責任者)を意識したという。

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