第36回全国都道府県対抗女子駅伝は14日、京都市の西京極陸上競技場発着の9区間、42・195キロで行われる。2連覇を狙う京都は、社会人から中学生まで力のある選手がそろう。安定感がある群馬、大阪、兵庫とともに優勝争いの中心となりそうだ。
京都は菅野七虹(豊田自動織機)一山麻緒(ワコール)を軸に、全国中学校駅伝で4連覇を果たした桂中の松室真優や全国高校駅伝4位の立命館宇治高の主力選手がエントリーし、勢いがある。
群馬は13日発表のオーダーで1区に入った石橋麻衣(ヤマダ電機)が前半で流れをつくることができれば、初優勝が見えてくる。大阪は高松智美ムセンビ(大阪薫英女学院高)で主導権を握り、中学生がうまくつなぎたい。兵庫は林田(豊田自動織機)ら要所に社会人選手を置く。
佐賀は滑り出しの1~3区を担う光延友希(デンソー)、田中佑香(鳥栖工高)、松浦亜依(鹿島西部中)の走りが鍵。後続が粘ってアンカーの〓(吉の士が土)冨博子(メモリード)につなぎ、30位台前半を目指す。
=県チームオーダー=
1区(6キロ) 光延 友希(デンソー)
2区(4キロ) 田中 佑香(鳥栖工高)
3区(3キロ) 松浦 亜依(鹿島西部中)
4区(4キロ) 大久保麻紀(清和高)
5区(4.1075キロ)山下 藍(清和高)
6区(4.0875キロ)力武 風花(白石高)
7区(4キロ) 山下 花音(清和高)
8区(3キロ) 小松 夕夏(唐津東中)
9区(10キロ) 〓(吉の士が土)冨 博子(メモリード)