任期満了に伴い14日告示、21日投開票される嬉野市長選を前に、立候補予定者が政策を語る公開討論会が13日、同市公会堂であった。商業コンサルタント会社社長の藤山勝済(かつなり)氏(67)=嬉野町下野=、元新聞記者の村上大祐(だいすけ)氏(35)=塩田町馬場下=、音楽事務所代表の岸川美好(みよし)氏(69)=嬉野町下宿=の3人が、重要課題に対する認識のほか、教育や子育て、医療福祉、地域活性化とまちづくりなどについても持論を熱く語った。

 市の重要課題について岸川氏は「観光振興のための全国PR」、藤山氏は「自主財源をいかに稼ぐか」、村上氏は「交流人口と観光消費額増加」とそれぞれ認識を語った。

 各論のうち、地域活性化とまちづくりについては、それぞれが思い描く将来像をぶつけ合った。村上氏は整備中の駅について「ハウステンボスや伊万里、有田の最寄り駅。西九州の観光拠点にする」と強調した。岸川氏は観光客を誘致するため「市民で話し合い、特色あるまちづくりや個性ある新商品開発を進める」と語った。藤山氏は観光のあり方を宿泊から滞在へと転換するため「市民と宿泊客で共にまちの魅力を再発見したい」とした。

 討論会は同市商工会青年部が主催し、佐賀未来創造基金の山田健一郎理事長が司会を務めた。約200人が傍聴し、地元ケーブルテレビでも生中継された。

 14日には市議選(定数16)も告示され、現職12、新人6の計18人が立候補するとみられる。市長選、市議選の立候補受付は、塩田町の同市中央公民館で午前8時半から午後5時まで。選挙人名簿登録者数は2万2478人(男1万385人、女1万2093人)=13日現在。

このエントリーをはてなブックマークに追加