物体をつり下げて飛行する米軍の新型輸送機オスプレイ=6日午後、沖縄県宜野座村(宜野座村提供)

 沖縄県宜野座村の民家上空で6日午後、米軍の新型輸送機オスプレイが何らかの物体をつり下げた飛行訓練をしていたことが7日、防衛省沖縄防衛局への取材で分かった。県の安慶田光男副知事は同日、県庁で中嶋浩一郎局長に「大変な事故につながりかねず、許されるものではない」と抗議した。

 中嶋局長は6、7日と米軍側に強く抗議し、再発防止を求めたと説明。米軍側からは「抗議を受け止め、改善していく」との回答があったという。中嶋局長は6日、地域住民に不安を与えたとして宜野座村や県に謝罪していた。

 安慶田副知事は米軍北部訓練場(東村など)で進むヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の建設工事に触れ「完成すれば同じようなことが起きる恐れがある。沖縄はいつまでも植民地なのか」と訴え、政府として米軍に再発防止を申し入れるよう求めた。

 防衛局によると、オスプレイは6日午後、宜野座村内で物体をつり下げながら飛行。防衛局職員は午後5時ごろ、民家の上空を通過するのを現地で確認した。

 物体をつり下げたオスプレイが自宅の真上を飛行したという女性は「夜遅くまで何度も飛んだ。恐怖しかない」と声を震わせた。【共同】

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