ロジかわ会代表の山本なつみさん=佐賀市天神の佐賀新聞社

 佐賀市大和町出身で中小企業の現場指導にあたるコンサルタントの山本なつみさん(32)が、働く女性に向けて『好かれる女(ひと)は、感情の整理がうまい』を出版した。感情に振り回されず論理的に考える方法を伝えている。

 山本さんは福岡大を卒業後、人材派遣会社に就職し、西日本営業成績1位を獲得した。その後、営業代行会社の立ち上げに関わり、25歳で管理職に。当時、女性管理職として部下をまとめることに不安があり、本を出すきっかけになった。「営業のノウハウを言葉で伝えられず、取り組む気持ちとか感情的にしか助言できなかった。言語化できないと相手に伝わらない」と振り返る。

 著書では、感情を抑えて論理的に考える力を高める実践法や、「悩む」から「考える」習慣にするこつを紹介している。「自分自身も、社会人なりたての頃は感覚的に動いてばかりだった。でも、悩むだけだと感情に振り回されることも多い」と語る。

 社内や働く場で、ロールモデルが少ない女性たちが集まる場も提供しており、「ロジカル(論理的)」と「かわいい」を合わせた「ロジかわ」を目指すロジかわ会の代表を務め、東京都で月1回、勉強会を開いている。会員は、20代から60代まで会社員やフリーランスで働く女性など120人。普段の会話から論理的に話す練習などに取り組んでおり「悩みの解決策を共有し合える場をつくっていきたい」と話している。

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