「七福神の入り」と声を掛けながら地区内を練り歩く子ども七福神=有田町下南山地区

 有田町下南山地区の正月の伝統(でんとう)行事「子ども七福神」が6日、同地区で開かれました。恵比寿(えびす)や大黒天の格好(かっこう)をした子どもたちが家に上がって縁起(えんぎ)のいい口上を述(の)べ、1年の福を呼(よ)び込(こ)みました。

 一行は裃姿(かみしもすがた)の宰領(さいりょう)と、張(は)りぼての鯛(たい)や打ち出の小づちなどの小道具を持ったかすりの着物に袴(はかま)の七福神、提灯(ちょうちん)を持った3人の「げたそろえ」の計11人。全員が顔に墨(すみ)でひげや眉毛(まゆげ)を描(か)いています。宰領の先導(せんどう)で「七福神の入り」と声を張(は)り上(あ)げ、げたをならして地区内を練り歩きました。

 訪問(ほうもん)先では座敷(ざしき)に並(なら)び、「大黒天の金銀をどてんどっさりうっ奉(たてまつ)る」「福は内に入れ内に入れ」などとそれぞれの口上と動作で、家内安全や商売繁盛(はんじょう)を願いました。地区内の一軒(けん)一軒を回り、夜までかけて約100軒を訪問しました。

 子ども七福神は江戸(えど)時代から続くとされ、町重要無形文化財(ぶんかざい)に指定されています。(7日付17面)

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