離任会見で「交通事故対策に県を挙げて取り組み、一定の成果が出た」と話した逢阪貴士本部長=佐賀市の県警本部

 佐賀県警本部長を15日付で離任する逢阪貴士警視長(48)が12日、県警本部で会見した。人口10万人当たりの人身交通事故件数を巡り、佐賀県が昨年1年間の暫定値で全国ワーストを脱却する可能性が出てきたことに触れ「県や市町、関係機関と連携して広報啓発活動に取り組み、一定の成果は出た」と振り返った。

 1年5カ月の在任中、ニセ電話詐欺対策として金融機関と連携し、一部高齢者に対してATMの振り込み制限を実施した。

 逮捕術や白バイの安全運転競技の全国大会で県警が優勝した点については「力強い一面を知っていただく機会になった」と述べた。

 一方、昨年8月に起きた警察職員の居眠り運転による護送車事故について「再発防止策として、車両の改善など一通りの手当てはできた。事故を教訓に、安全対策のレベルを一層深めてもらいたい」と話した。

 逢阪本部長は警察庁長官官房付兼警察政策研究センター付(異動待機)となる。後任には、警察庁刑事局犯罪鑑識官の三田豪士警視長(48)が15日付で着任する。

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