郵便局を利用する人たちが、千代田中の生徒たちが描いた作品を眺めている=神埼市千代田町の千歳郵便局

 神埼市千代田町の千代田中(糸山和男校長)が取り組む絵手紙展「心をつなぐ絵手紙」が、千歳郵便局(足立保智局長)と千代田郵便局(中原和彦局長)で開かれている。同校の全校生徒約300人が描いた思い思いの作品が展示されている。期間は2月2日まで。

 展示会は、同校で美術を教える衞藤拡典教諭(49)が同校に赴任した2010年から、美術を通じた地域貢献を目指してスタート。年賀状は1人2枚書いて、展示しない1枚を神埼市社会福祉協議会を通じて市内の独居老人の自宅に届けている。

 絵手紙を見た人たちから、これまで延べ千人以上の「応援メッセージ」も集まり、衞藤さんは「お年寄りにも喜んでもらえ、子どもたちもメッセージを見て励みになっている。やってよかった」と話す。

 今年は干支「戌」をモチーフに、駆け回る犬や遠吠えをする姿、正月飾りの鏡餅と犬を組み合わせたものなど個性的な作品が並んだ。さらに「みんなの笑顔が咲きますように」や「今年も元気で過ごしてください」などのメッセージを添えて、思いを伝えている。

 絵手紙を眺めた人たちは「ことしもいい作品が並んでるね」「3年生は年々、上手になっていってる」と笑顔を見せていた。千歳局は1、3年生の作品、千代田局には2年生の作品が並ぶ。同校は、お正月に合わせた年賀状のほかに、夏の思い出を描いた作品(9月)や3年生の卒業制作(2月)も展示会も実施している。

このエントリーをはてなブックマークに追加