違法な高金利で貸金業を営んでいたとされる宗教法人「至誠光魂寺」(伊万里市)に中小企業の経営者をあっせんしたなどとして、佐賀や兵庫、新潟の3県警でつくる合同捜査本部は11日、貸金業法違反(無登録営業)と出資法違反(媒介手数料の制限)の疑いで、東京都足立区江北3丁目、会社役員八木佑輔容疑者(35)と同区千住緑町3丁目、会社員寺西雅也容疑者(29)を逮捕した。

 この事件ではこれまでに宗教法人の代表ら5人が逮捕されているが、仲介業者が逮捕されるのは初めて。

 逮捕容疑は2015年10月7日ごろから8日ごろまでに、至誠光魂寺が愛知県の内装業経営の男性(70)と飲食店経営の男性(49)に50万円ずつ貸し付ける際、都知事の登録を受けずに2人を寺にあっせんし、同年10月16日ごろから2016年6月29日ごろまでの間、法定金利を大幅に上回る約13万円を媒介手数料として受け取った疑い。

 県警生活環境課によると、八木容疑者らは手数料として寺から計3万円、男性2人から計10万円を受け取っていた。寺には14年3月から17年8月まで経営者らをあっせんしていたという。捜査本部はさらに余罪があるとみて調べている。

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