大隈侯の功績をしのび、手を合わせる参列者=佐賀市赤松町の龍泰寺

 早稲田大学の創設者で、総理大臣を2度務めた大隈重信(1838年~1922年)の命日にあたる10日、佐賀市赤松町にある菩提(ぼだい)寺の龍泰寺で97回忌法要があった。早稲田大学のOBなど約45人が参列し、大隈侯の功績に思いを寄せた。

 参列者らは本堂で読経、焼香した。市大隈重信記念館保存会の中尾清一郎副理事長は「毎年行う大隈侯の位牌(いはい)の前での読経は、心温まる行事」とあいさつし、その功績をたたえた。

 薩摩琵琶奏者で、早稲田大学のOGの北原香菜子さん(34)による薩摩琵琶の演奏もあった。佐賀を拠点に活動している北原さんは「早稲田大学で薩摩琵琶に出合った。大隈侯の命日に演奏ができて、奏者冥利(みょうり)に尽きる」と話した。

 法要後、参列者は大隈侯の墓前で一人一人が手を合わせた。法要は市大隈重信記念館保存会(秀島敏行理事長)が主催した。

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