面浮立に着想を得たダンス創作に挑戦した参加者たち=鹿島市林業体育館

 鹿島市の伝承芸能「面浮立」の動きをエアロビクスに取り入れてダンスする交流会が8日、鹿島市林業体育館であった。佐賀大学の異文化交流授業の一環で日本人学生のほか、留学生や鹿島市の古枝小学校の児童ら約80人が参加し、世代を超えて体を動かしながら創作ダンスに取り組んだ。

 面浮立に見られる手の動きや足の運び方、太鼓をたたく所作をもとに参加者は5グループに分かれて振り付けを考えた。揺れる稲穂のような動きや農作業の様子を表現するなどしてフィットネスのリズムに合わせてアレンジを加え、ダンス作品を仕上げた。

 発起人の佐賀大芸術地域デザイン学部のステファニー・アン・ホートン准教授は「面浮立は装飾品が素晴らしく、振り付けも力がこもっていて魅了された。伝統の継承や発信に協力できれば」と意欲を語る。

 佐賀大3年の尾方良輔さん(21)は「地域に根付く伝統について知ることができ、子どもたちと触れ合うこともでき、価値のある学びになっている」と感想を話した。

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