金塊約206キロが唐津市の名護屋漁港に密輸された事件で、佐賀地裁(吉井広幸裁判官)は、金塊の所有権を主張する人物の裁判への参加申し立てを棄却した。決定は9日付。佐賀地検が10日に明らかにした。

 地検によると、中国の法人が、関税法違反(無許可輸入)などの罪で公判中の中国人3人の裁判への参加を昨年11月9日付で申し立てていた。地裁の棄却理由は「金塊が申し立て人の所有でないことは明らか」との趣旨だったという。

 申立人が棄却決定に不服がある場合、福岡高裁に即時抗告できる。申し立ての扱いが確定するまでは中国人3人の判決は出ない見通し。参加が許可されれば、地裁が申立人の主張立証を踏まえて金塊没収の可否を判断することになる。

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