逢坂貴士県警本部長から感謝状を受け取る陣内芳博頭取=佐賀市の県警本部

 高齢者をニセ電話詐欺の被害から防ぐため、ATMに振り込み制限を設けた佐賀銀行に逢坂貴士県警本部長は10日、感謝状を贈った。逢坂本部長は「県内において、佐賀銀行が制限を行うことに大きな意義がある」と効果を期待した。

 制限は、3年以内に通帳やキャッシュカードで振り込み実績のない70歳以上が対象で、対象者はATMでの振り込みができなくなり、昨年12月から導入されている。佐賀銀行の陣内芳博頭取は「銀行として当然のことをしただけ」とし、「ニセ電話詐欺を社会全体で止めていくにはどうしたらいいか、さらなる対策を研究していく」と話した。導入以来、大きなトラブルはなく、「ご不便をかけるが、ご理解をいただければ」としている。

 県警生活安全企画課によると、昨年1年間のニセ電話詐欺の被害件数は64件で、被害額は約1億4500万となり3年ぶりに2億円を下回った。今年に入っての被害の認知はないという。

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