開会中の小城市議会で5日、市授産場特別会計の補正予算議案書の歳出部分(1枚)が抜け落ちていたことが判明した。執行部は議案をいったん撤回し、修正して再提案する手続きに追われ、この日から始まる一般質問のスタートが約30分遅れた。

 何も説明がないまま、傍聴席で待たされていた市民たちは、議員たちに尋ねる始末。本会議が始まり、江里口秀次市長は「(落丁は)職員による手違い」と議案撤回の理由を簡潔に説明するだけだった。

 この1年、職員のミスが何度繰り返されたことか。小城町役場跡に新設した交流施設の追加工事費の処理遅滞、イラストの無断使用、マイナンバーカードの補助金手続きミス…。市議の一人は一般質問で「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を何回徹底させればいいのか」と、緩み放しの組織にいらだちを隠さなかった。

 市政のかじ取り役の江里口市長は7日、4期目を目指す意向を表明した。足元をしっかりと立て直さなければ、影響を受けるのは市民だ。待ちぼうけをくらった市民の姿は、市長の目にはどう映っていただろうか。

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