杵島郡大町町立小中一貫校「大町ひじり学園」の給食のご飯から金属ねじが見つかった問題で、調理・納入業者のクッキングセンター佐賀(佐賀市)は7日、当面、米飯給食の提供を自粛する方針を明らかにした。同社は「原因の特定と対策を急ぎたい」としている。再開時期は未定という。

 混入があった6日と翌7日、佐賀中部と杵藤の両保健福祉事務所の職員が同社や学校に立ち入り、保管場所や配膳器具などを調べたが原因は特定できなかった。混入した金属ねじと同種のねじは、米飯調理ラインの機材には見られなかったという。県生活衛生課は「調査内容を整理し、指導していきたい」としている。

 同社は金属探知機の導入を検討している。神埼郡吉野ケ里町の学校給食の異物混入問題を受け2月に導入した金属探知機はおかず用ラインだけで、配食数が多い米飯ラインまでは整備していなかった。

 米飯給食は佐賀市や武雄市、大町町に合わせて約9千食を提供している。同社の米飯提供自粛により、佐賀市と大町町はパンなどの代替食で対応する。8日に月1回の米飯給食を予定していた吉野ケ里町分(約1600食)は金属探知機を通して配食するという。おかずは通常通り提供する。

 同社の香月稔取締役は「ご迷惑をおかけし大変申し訳ない。混入原因を調べ、それに応じた対策を取りたい」と陳謝した。

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