囃子初め式で披露する唐津曳山囃子保存会のメンバー=唐津市西城内の曳山展示場

 唐津くんちの年頭行事「新春囃子(はやし)初め式」が8日、唐津市西城内の曳山(ひきやま)展示場であった。唐津曳山やま囃子保存会による笛と太鼓、鐘の美しい音色が響いた。

 唐津神社で曳山の幹部らが参列し、1年間の曳山行事の安全を祈願した後、隣接する展示場で披露した。20~60代の保存会メンバー33人のうち15人が、「道囃子」「競り囃子」「立て山囃子」の順に演奏。親子連れの市民や関係者ら約100人が聴き入っていた。

 保存会は「道囃子」について、一部のテンポを遅くするなど本来のスタイルに戻して演奏した。木綿町の曳き子で、保存会の福島秀一会長(45)は「ユネスコの無形文化遺産やアニメの聖地巡礼で唐津が注目されている。伝統を引き継ぐ使命を感じながら演奏した」と話していた。

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