白紙撤回となったJR佐賀駅前のコンベンション整備計画について、佐賀市は7日、駅周辺に限定せず、中心市街地も視野に入れて整備の検討を続ける考えを明らかにした。当初計画で収容人数1200人としていた施設規模が変わる可能性にも言及した。

 市議会一般質問で、古賀臣介企画調整部長が答弁した。古賀部長は「今後の候補地の状況や周辺環境を考慮して施設規模を検討することになる」と語った。

 整備場所に関しては「交通結節点となる佐賀駅に近い方が望ましい」としつつも、「コンベンションが地域経済の振興を目的にしていることを考えると、佐賀駅周辺に限定せず、少し範囲を広げて検討することも必要と考えている」と述べた。具体的な候補地は言及しなかったものの、「中心市街地活性化を意識しながら検討する」と答えた。

 質問した議員は「コンベンションの白紙撤回で、市長の責任を追及する声が少ない。そもそもコンベンションの必要性に疑問を持っている市民は少なくないのではないか」と指摘した。

 市のコンベンション整備計画は、地権者のJA佐賀市中央との協議が難航、9月末に秀島敏行市長が白紙撤回を表明した。別の場所での整備については「立ち止まって次の手をどうするか考えたい」と述べるにとどめていた。

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