地域防災の要として決意を新たにした佐賀市消防団の出初め式=佐賀市民運動広場

鳥栖市消防出初め式で披露された5色放水=鳥栖市役所

7メートルの高さにつるされた瓦に向けて放水する団員=唐津市相知町の相知中グランド

2091人決意新た

 佐賀市

 佐賀市消防団の出初め式が7日、市民運動広場で開かれた。団員2091人が制服姿で参加し、地域防災の要として決意を新たにした。

 秀島敏行市長が「消防団は地域の要。昨年は九州北部豪雨があった。いつ災害が襲いかかってくるか分からない。災害に強い街づくりに引き続き貢献してほしい」とあいさつした。中島敬司消防団長は「消防団は地域密着の活動。県都を守る消防団としての自覚を持ち、さらなる訓練を」と訓示した。

五色放水で気勢

 鳥栖市

 鳥栖市消防出初め式が7日、鳥栖市役所であった。市消防団員と鳥栖消防署合わせて約270人が参加し、災害の少ない安全なまちへ決意を新たにした。

 鳥栖駅前から市役所まで行進後、市庁舎南側エリアで五色放水を披露した。橋本康志市長は昨年の九州北部の豪雨災害に触れ「20数キロしか離れていない所で起きており、我々の地域でもいつ何時起こるか分からない」と備えの大切さを強調。森山林団長は「被災地の一日も早い復旧復興を願いたい。市民の消防団への信頼と期待は大きく、これに応えられるよう精進していきたい」と呼び掛けた。

 鳥栖・三養基地区消防本部によると、市内の昨年の火災件数は31件で前年比11件増えた。死者は両年とも2人だった。

瓦落とし競う

 唐津市・相知

 消防団相知支団による瓦落とし競技大会が7日、唐津市相知町の相知中グランドであった。団員約250人が参加し、つるされた瓦を放水で落とすタイムを競った。

 瓦落としは1916(大正5)年、消防ポンプ導入の際に余興で行われた「ちょうちん落とし」が始まりとされる。

 競技開始を告げる白い旗が振られると、3チームが全力疾走。ホースを担ぎ、つなげ、7メートルの高さにつるした瓦に向けて勢いよく放水した。梶山義人支団長(58)は「佐賀県内でも珍しい行事。団員の確保は年々難しくなっているが、伝統を絶やさぬ決意を持ち続けたい」と話した。

 この日は、唐津市消防団が一堂に集まる出初め式もあった。

このエントリーをはてなブックマークに追加