高橋選手
吉田選手

 

 

NBCラジオ佐賀による「週刊サガン鳥栖スペシャル」公開収録が昨年12月11日、佐賀市のサガン鳥栖オフィシャルバー「ザ・サガン」であり、抽選で選ばれたサポーター約70人がMF高橋義希、DF吉田豊の両選手のトークを楽しんだ。2人の軽妙なやりとりで盛り上がった会場の模様を紹介する。
 ※放送されたラジオ番組は、NBCラジオ佐賀公式ウェブサイトで聞くことができる。


 

裏話も交えながら、軽快にトークを繰り広げるサガン鳥栖の高橋選手と(中央)と吉田選手(右)が登場=佐賀市のTHE SAGAN

司会  今日は10代から50代までおよそ70人の方にお集まりいただきました!
 高橋  緊張しかないですね。いつも通りできないです、でもがんばります!
 吉田  やばいね、これ。試合より緊張してる。
 司会  お二人、スーツ風でビシっと決まった私服姿ですね。合わせて来たんですか?
 高橋  いやっ…(苦笑)
 吉田  「おしゃれな服装で」とメールが来たんですよ。義希さんはビシッと決めてくるんだろうなぁと思って、僕も一応頑張ってきたけど、やっぱりさらに上をいきましたね。
 会場  (笑)
 司会  ラジオをお聞きの方に二人の服装を説明しますと…。
 吉田  そっか、これラジオか!(笑) すごいてんぱってるわ。
 司会  吉田選手は茶色のセットスーツと、えんじのハイネックシャツ。今日のポイントは?
 吉田  んー。ぶっちゃけ、嫁に決めてもらいました(笑)
 会場  (笑)


■シーズンを振り返って

 司会  リーグ戦34試合で13勝8分け13敗(勝ち点47)。18チーム中8位ということで、昨シーズンと比べると順位も三つ上がりました。
 高橋  成績自体には満足していませんし、もったいない試合が多かった。チームは去年よりも確実に進歩していますけど、もっといける自信があったので、悔しかったですね。
 吉田  マッシモ監督のサッカーはシンプルなんですけど、難しいんですよね。体が勝手に動くようになるには時間がかかると思う。その中でも選手みんなが練習から真面目に取り組んで、だいぶできてきた。自滅してしまう試合も多かったので、そういう試合を無くしていけば、順位は確実に上がると思います。
 司会  新加入選手の躍動と若手の台頭も、今シーズンを語るうえで欠かせないですね。
 高橋  (チームに)前からいた選手の刺激にもなったと思うし、若手が活躍することによって、気持ちの部分で高まっていたと思います。
 吉田  前からいた選手は監督が目指しているサッカーを分かってきているから伝えられるし、来た選手ののみ込みが早かったからこそ、フィットしたんだと思います。
 司会  来季のスローガンはアルファベットで「ITADAKI」と表記するということです。
 高橋  僕自身、やるからには毎回そこを目指してやっていますし、チームとしてはっきり目指すというメッセージだと思うので、いろんなものをいただいていきたいと思います。
 吉田  ごっそりいただきます。


■どんなポジションもできる!?

サポーターに混じって吉田選手もじゃんけんに参加

 司会  試合中でもシステムを変えることが多かった今シーズン。こんなメッセージをいただいています。「2017シーズンお疲れ様でした。最終節の札幌戦で、吉田選手はどんなポジションでもできるんだなと思いました。吉田選手はやっていてどうだったのか、気になります」と。
 吉田  違和感しかないよね。だって、俺中央にいるんだもん。
 会場  (笑)
 吉田  あの試合、3回かな、ポジション変わりましたもん。サイドハーフ、インサイドハーフ、ダブルボランチの…。
 高橋  4回じゃん。最後サイドバックにいったでしょ。
 吉田  4回だよ。4回じゃん。
 会場  (笑)
 吉田  てんぱるでしょ。それで、ベンチからばーっと言われて、そんなのできないでしょ。だからもうパニックですよね。でも楽しかった。新鮮さがあったし、(高橋選手を見て)カバーしてくれたので。あざーっす!
 高橋  うっす!(笑)
 吉田  FWとかもやりたいんですよね。まぁでも、無理でしょ。やらせてくれないでしょ、絶対。
 高橋  やったら、いけそうな気もしますけどね。
 吉田  うん(笑) 監督に言ってみようかな。
 会場  (拍手)
 司会  今後そういう起用があったら、「吉田選手、言ったんだなぁ」と。
 吉田  前線からバンバン尻ぶつけていくからね。
 司会  ある意味パワープレーですね。
 吉田  開始1分からガンガンね(笑)


■2人以外の選手で一番負けず嫌いは?

(高橋選手は「権田修一選手」、吉田選手は「マッシモ監督」と書いたボードを見せる)
 高橋  本当に練習からどんな勝負でもこだわってるし、自分のプレーに納得いかなかった時は気持ちを出しますし。その気持ちは、僕も負けていないですけど。
 吉田  ほんとすごいですからね、負けたら感情を出しますし。ごんちゃんの右に出るものはいないかなと思って…。義希さんくらいかなと思ったんですけど、義希さんは書いちゃだめなんでしょ? じゃあ、監督かなぁと。
 司会  翌週の練習の厳しさの具合で、監督の悔しさが分かるということですね。
 吉田  勝ったから(練習が)軽くなるわけではないですけど、負けたら「さらにやらないと勝てないぞ」という感情を出すので、めっちゃ怖いもんね。


■チームで1番○○

終了後、サポーターとハイタッチする高橋選手

(お互いについて、高橋選手は「対人プレーが強い、仲良し」、吉田選手は「とにかく走る、空気を読んでくれる」と書いたボードを見せる)
 吉田  これはサッカー中とオフザピッチのところも含めてです。
 司会  Jリーグのトラッキングデータを調べてきたんですけど、J1での走行距離が1~3位を高橋選手が取っていました! トップ10に7人の高橋選手がいました。
 吉田  生まれ持ったものだと思いますね。練習でハートレートをつけて走ったりするんですけど、ピークに達すると180後半、190近いんですよ。それでちらっと見ると、ふざけた顔をしてくるんですよ。たぶん、脈は140後半、150いかないくらいで。元々が違うんですよ、だからしょうがないです。
 高橋  きついからね。
 吉田  きついんだけど、きつくなるところまでが違う。僕はトップスピードですから。
 司会  90分の試合の中で、マックスきついと感じるときは?
 吉田  試合展開によります。浦和など揺さぶってくる相手に対して、今はいないけど関根選手などがんがん攻めてくると、切り返しのところできつく感じるけど、広島など「今こられたら嫌だな」と思うけど、地味につないでくるんですよ。そういう時は一呼吸置けるというか。だけど義希さんは今のポジションでひたすら走っている。川崎、浦和、広島あたりはきついでしょ。
 高橋  やばいね。
 吉田  ずーっと走ってますもんね。止まってないもん。
 高橋  相手に合わせないといけないので、それはきついですね。気持ちが。
 司会  それでも体じゃないんですって!
 会場  (笑)


■アンカーとしての2年目、昨年と変えたところ

 高橋  変えたところはないですね。去年は監督が求めることを一生懸命やろうとするのに精いっぱいだったのは正直なところあった。今年は理解した上でシーズンに入ったので、自分の特徴を出すタイミングが分かってきたと思う。今年のプレーに満足はしていなくて、僕がレベルアップしないとチーム全体のレベルアップにつながらないと思っているので、もっと努力します。
お尻の鍛え方
 吉田  ぶっちゃけ、鍛えていないんですよ。お尻に限らず、僕は筋トレをしないんです。インナーマッスルはチームで、特にキャンプ中にやるんですけど、それぐらいで。シーズン中も基本しないし、ウエートは全くしない。
 高橋  やっぱり小さい頃の育ちだと思います。
 吉田  サッカーでのぶつかり合いの中で鍛えられているんだろうと思います。納得されていなさそうですね…(笑)
 司会  何か取り入れられるものがあれば!
 吉田  スクワットじゃないですかね。ギュッて力を入れるだけでもいいんじゃないですか。料理しながら「ぐっ!」と。とんとんとんとん、ギュッみたいな(笑)
 司会  今の話、チャレンジしてみようかなぁという方!
 会場  (手を上げる)
 吉田  ひとりでやってくださいね(笑)


■サポーターのみなさんへ

 吉田  今シーズンも熱い応援ありがとうございました。順位は8位という結果だったんですけど、選手は最後まで諦めずにやることができたんじゃないかと思います。それに加えて、監督の戦術を付け加え、ACLや優勝を目指して、来年も一生懸命頑張りたいと思いますので、引き続き熱い応援をよろしくお願いします!

 高橋  みなさんの応援が僕たちの力となって戦い抜くことができました。ホームでの強さが証明していると思いますし、アウェーで勝てなかった分は来年僕たちがもっと力を付けて、勝って帰ってくることができるように頑張っていきたい。今年のようにホームで勝って、アウェーでも勝てば、いただくものをいただけると思うので、来シーズンに向かって頑張っていきたいと思います。

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