議会決議について「賛成多数と全会一致では重みは違う」と述べた秀島市長=佐賀市役所

 佐賀市の秀島敏行市長は5日の年頭会見で、佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画に対し改めて慎重な姿勢を示した。昨年の県議会、市議会が賛成多数で可決した「計画容認」の決議に関し、2010年に両議会が米軍移設反対決議を全会一致で可決したことに触れ、賛成多数と全会一致では「重みは違う」と述べた。

 両議会は10年3月、「県は佐賀空港を自衛隊と共用する考えは持っていない」とする公害防止協定付属資料に触れながら、米軍普天間飛行場移設に反対する決議を全会一致で可決している。

 秀島市長は「空港建設時に取り交わされた約束事をそのまま読むと、自衛隊とは共用しないと誰が読んでも分かる言葉で書いてある。当時の決議でもその部分が書いてある」と指摘した上で「全会一致と多数決は、議会での重みは違う」と語った。

 3月末までに基本計画を作るJR佐賀駅周辺整備事業を巡っては、閉店が決まっている西友佐賀店の用地取得について、「話し合いが前に進んでいる状況とは言えない。理解を得る努力が必要で、時間がかかっている」と現状を明らかにした。

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