佐賀市営バスは3月1日から、全路線乗り放題となる中高生向けの定期券を月額3500円で発売する。交通系ICカード「nimoca(ニモカ)」を使ったサービスで、経済的負担を軽減し、中高生のバス利用を促す狙いがある。近く、九州運輸局に申請する。

 現行の中高生定期券は、最短の150円区間で1カ月4500円。新たに発売する定期券は全路線乗り放題で、従来の定期券より金額、乗車区間の両方でお得になる。ニモカ利用に限定する。

 市交通局によると、定期券利用者は、佐賀駅バスセンターから、佐賀女子高や佐賀清和高などに通学する生徒が多い。現在は1カ月定期の場合、佐賀女子高まで6300円、佐賀清和高まで4500円かかる。中高生の定期利用者は約150人で、平均額は約7千円という。

 夏休みと冬休みに販売している1カ月間の乗り放題切符は月額3千円で、夏休みには中高生約600人が購入している。市交通局はバス利用の需要はあるとみており、格安定期券の導入で、若年層の新規開拓につなげる。

 市交通局総務課は「現在の定期利用者150人は、少ないと思っている。中高生にバスを身近な交通機関として認知してもらいたい」としている。

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