九州農政局は2016年の九州の農業産出額と生産農業所得を発表し、佐賀県の農業産出額は前年比0・9%増の1315億円だった。べと病の流行によるタマネギの不作が響き、全国順位は前年から二つ下がって26位。九州では大分県(1339億円)に抜かれて最下位の7位となった。

 全国の総産出額は5・0%増の9兆3051億円。九州は3・8%増の1兆8204億円だった。九州農政局は増加の理由について、コメ、ミカン、肉用牛などの価格上昇が主な原因と分析している。全国の総産出額に占める割合は九州が19・6%、佐賀県は1・4%だった。

 佐賀県の上位5品目は、(1)コメ262億円(2)肉用牛169億円(3)ミカン148億円(4)イチゴ97億円(5)ブロイラー80億円。15年に3位だったタマネギは、べと病の影響で43・2%減の79億円となり6位に下がった。主要農畜産物の産出額では、ミカンが全国5位(全体の8・4%)に入った。

 農業産出額は品目別の生産数量に販売価格を掛け合わせた数値。農機の減価償却費などを除いた利益に当たる佐賀県の生産農業所得は前年比2・9%増の595億円で、全国23位、九州6位だった。

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