26年ぶりの高値となった株価のボードを見つめる市民=佐賀市の野村證券佐賀支店

 東京株式市場で日経平均株価の終値が2万3506円33銭と26年ぶりの高水準となった4日、佐賀県内の上場企業の株価も好調に推移した。企業関係者や投資家などからは「幸先のいいスタート。景気回復の恩恵が佐賀にもやっと来そう」と期待の声が上がった。

 久光製薬(鳥栖市)の株価はこの日、7060円と過去最高値を付けた。広報担当者は「株主からの大きな期待の表れ。応えられるよう頑張っていきたい」と力を込めた。佐賀銀行は、26年ぶりの高値に「半導体部品など輸出関連株の取引が好調だったようだ。人手不足の懸念はあるが、個人消費が盛り上がれば『戌(いぬ)笑う』の格言通り景気のいい年になるのでは」と期待を示した。

 野村證券佐賀支店の杉大治郎支店長は「世界経済が安定して国内企業も業績が回復すれば、今年は2万7千円まで上がるのではないか。景気回復の恩恵が県内の中小企業にも広がっていくだろう」と見通しを語った。株の売買の相談に訪れた佐賀市の60代男性は「景気の良さをすごく実感できる年になりそうだ」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加