竹崎観世音寺修正会鬼祭で奉納された童子舞

 太良町大浦の竹崎観世音寺で国重要無形民俗文化財の伝統行事「修正会鬼祭(しゅしょうえおにまつり)」が2、3の両日開かれた。中世以前の古風な所作をとどめた「童子舞」で旧年の罪を払い、新しい年の豊漁、豊作や無病息災を願った。

 3日は魔よけや家内安全とされる「大聖棒」を見物客が激しく奪い合った。束ねた48本のカシの棒を青年が豪快に打ち付けて縄を切ると、棒に子どもから大人までが一斉に群がった。「童子」を務め、息の合った舞を見せた大浦小1年の木下桜輔君(7)と石田凱人君(7)は、大役を終え「間違えずにできた」「楽しかった」と笑顔だった。

 締め込み姿の若者が勇壮にぶつかり合う「鬼攻め」は今年で10年連続の中止となった。

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