新春プロアマ囲碁対局で熱戦を繰り広げた橋口正さん(左)と吉岡薫八段=佐賀市の日本棋院佐賀中央支部

 新春恒例の「プロアマ囲碁対局」(佐賀新聞社主催)が3日、佐賀市駅前中央の日本棋院佐賀中央支部で開かれ、神埼市出身のプロ棋士吉岡薫八段(57)=名古屋市=に、第39期県アマ囲碁最強者の橋口正さん(61)=武雄市=が挑んだ。225手までで、橋口さんが15目半勝ちを収めた。

 対局は橋口さんが先番、吉岡八段の6目半逆コミ出し。黒・橋口さんの互い小目と白・吉岡八段の2連星でスタート。右下白の1間高ガカリに黒ケイマのハサミ。近年流行の定石変化で戦いが始まった。吉岡プロの20、22の連打が鋭い手筋。橋口さんは手を抜いて上辺の大場に先行した。

 その後は、吉岡八段の攻め、橋口さんは防戦という進行。吉岡八段にやや打ち過ぎもあり、橋口さんはコウを仕掛け逆襲に転じた。吉岡八段はコウを譲り地合いでの勝負を選択したが、黒が優勢に。終盤、橋口さんが堅実にまとめ、盤面でもリードし勝ち切った。

 吉岡八段は「考える局面で、攻め過ぎた。橋口さんはミスなく堅実で攻め方もうまかった」と対局を振り返り、「門下生が増えたので後進育成に力を入れながら、自分自身もまい進していきたい」と今年の抱負を語った。橋口さんは「形勢把握がしっかりできて、慎重に打てて良かった。さい先いいスタートが切れた」と喜びを語った。

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