記事の無断転用を促したり点検を怠ったりするずさんな運営の発覚で、全情報サイトを休止したIT大手ディー・エヌ・エー(DeNA)の守安功社長は7日、問題発覚後初めてとなる記者会見を開いた。「成長を追い求めて正しい情報への配慮を欠いた」と原因を説明し、「全ての関係者に多大なる迷惑と心配をかけ、心よりおわびする」と謝罪した。

 DeNAは自社のホームページ上に相談窓口を設け、サイトの誤った情報で被害が発生した人や、著作権者からの問い合わせを受け付けると発表した。また第三者による調査委員会を設置し、詳しい原因や組織の問題点などを調べる方針だ。

 サイトの記事は一般の情報提供をまとめる形を掲げていたが、実際には最大で9割程度を依頼したライターに執筆させていた。DeNAの管理責任を問う声が強まりそうだ。

 守安社長は、サイトの再開については「調査を待って考える」と明言を避けた。ただ医療情報を扱うサイト「WELQ(ウェルク)」は「ハードルが高い」として、再開は難しいとの認識を示した。

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