フィールドスコープを使って野鳥を観察する納富茜里さん=佐賀市の干潟よか公園

干潟の魅力を伝えたい

■納富茜里(あかり)さん(14)東与賀中2年

 佐賀市の東よか干潟ラムサールクラブで活動する東与賀中2年の納富茜里(あかり)さん(14)。月に1度のクラブ活動で、野鳥の観察や干潟の生き物調査に取り組んでいる。
 一昨年、韓国で開かれた「2016東アジア子ども湿地保全交流」に参加したほか、昨年11月に佐賀市で開かれた「第8回アジア湿地シンポジウム」の公開イベントでも発表するなど活動の幅を広げている。
 クラブの入部は小学4年生の終わりごろ。部員募集のチラシを見て「もっと地元のことを勉強してみたい」と入部を決めた。納富さんは「決まった時期にしか見られない野鳥などを見るのは楽しい」と笑顔を見せる。
 昨年の夏休みの自由研究は、有明海に生息する二枚貝を使い、水質の浄化実験に取り組んだ。「再発見 貝の力」と題して同級生の友人と行った共同研究は、県理科教育振興会会長賞を受賞した。
 活動は今年で4年目になった。納富さんは「ラムサール条約に登録されている全国の湿地の人たちと、交流できることが魅力」と語る。「佐賀の東与賀でしかできない活動で、まだまだ知らないことはたくさんある。もっと知識を深めて魅力を伝えていきたい」と意欲的だ。
 


<エール>学んだ知識役立てて

 母親・納富祐里さん(44)
 元々は川副町の出身で、干潟のことは詳しく知らなかった。ただ、娘がラムサールクラブの活動を始めたことがきっかけで、家族も関心を持つようになって、二つ年下の弟もラムサールクラブに入部した。いつか地元を離れる時が来ても、ここで学んだ知識を役立てて、東与賀の干潟を説明できるようになってほしい。好きだと思ったことは自由に取り組んで、自分が思った道を進んでほしい。 

このエントリーをはてなブックマークに追加