そろばんを使って瞬時に計算する堺珠寧(たまね)さん

フラッシュ暗算、県内随一

■堺珠寧(たまね)さん(14)佐賀大附属中2年

 手を小刻みに動かしながら、画面に映し出される3桁の数字を瞬時に計算する。佐賀大付属中2年の堺珠寧(たまね)さん(14)は、県内で唯一、日本珠算連盟・フラッシュ暗算8段の腕前を持つ。このほか、同連盟の珠算五段と暗算五段の段位を持つ実力者。一昨年6月、佐賀市で開かれた佐賀県珠算競技大会中学生の部で優勝を果たした。
 4歳のころ、母親の勧めでそろばんを始めた。「最初は難しいと思ったが、結果が出て段位が上がると楽しい」とめきめきと力をつけた。中学校1年生のころに、日本珠算連盟のフラッシュ暗算八段に合格。その後、珠算五段と暗算五段にも合格した。
 昨年の夏には、全国でもトップレベルの部員が集まる早稲田大学珠算部を実際に訪れ、トップクラスの実力を肌で感じた。同大への進学を目指していて「そろばんで培った集中力や忍耐力を勉強に生かしたい」と意欲を見せる。
 そろばん塾に通いながら練習を続けているが、まだまだ道半ば。「目標はフラッシュ、珠算、暗算の3部門全てで十段を取ること。これからも続けていきたい」と闘志を燃やす。



<エール>真面目で純粋今後も継続を

 佐賀県珠算連盟理事長・松江茂さん(70)
 そろばんは、目と耳と姿勢が大事。自分との戦いで、集中力や忍耐力が身に付く。堺珠寧さんはそろばんに熱心に取り組んでいて、真面目で純粋。そんな心を持っていないと、着々と段位を重ねることは難しい。十段の目標を達成できるように、高校や大学、社会人になっても継続してほしい。佐賀県の珠算界のホープとして、今後の活躍を楽しみにしています。

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