得意のゆかでフィニッシュのポーズを決める曽根崎しずくさん=鳥栖市の鳥栖高体操専用体育館

難技「シリバス」に挑戦

■曽根崎しずくさん(13)田代中1年

 鳥栖市の田代中1年、曽根崎しずくさん(13)は、昨年の九州中学体操で1年生ながら女子個人総合で優勝し、女子団体総合優勝に貢献した。全国では得意のゆかで6位入賞を果たし脚光を浴びた。
 幼稚園のころ鉄棒やうんていで遊んでいたら教諭に「体操に向いているかも」といわれたのを覚えている。6年生でムーンサルト(後方2回宙返り1回ひねり)ができるようになった。
 ゆかの演技は1分30秒。高得点が期待できる高難度の演技構成を目指し、持ち技で最も難しいムーンサルトから入って攻めの姿勢を貫く。「九州はミスを少なくできたから勝てた」が、全国は力を出し切れなかったとの思いが残った。
 体重制限のため食事に気を配りながら、毎日5時間近い猛練習を続ける。昨年10月からはH難度技「シリバス」(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)に挑戦している。世界体操の女子ゆかで金メダルを獲得した村上茉愛(まい)選手の代名詞といわれる技で、「中学生でやっている人を見たことがない。いつかできるようにしたい」。
 今年の目標は団体、個人の九州連覇と全国6位入賞。そして、その先に見据えるのが「夢のオリンピック出場」だ。
 


<エール>可能性秘めた期待の星

 鳥栖体操クラブコーチ・和泉琢朗さん(33) 中学1年としては高難度の技が多く、それを簡単にやっているように見せられるところは魅力ですね。難しい技を難しく見せない、さばき方ができます。小学生のころに比べても順調に成長し優雅に演技できるようになってきました。女性独特の動き、表現力をさらに磨いていくことでもっと上を目指せます。負けたくないという気持ちも強い。大きな可能性を秘めています。期待の星です。

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