「佐賀国体優勝が目標」と語る中島望結さん

佐賀国体で頂点目指す

■中島望結(みゆ)さん(14)鹿島東部中2年

 なめらかに転がる15ポンドの球は中央ピンに吸い込まれた。
 「平常心をいかに保つかが大事なんです。10ゲーム以上投げる大会では特に後半の集中力が問われます」。鹿島市七浦の中島望結(みゆ)さん(14)=鹿島東部中2年=は正確なコントロールに磨きをかけ、2023年に開かれる佐賀国体でボウリング競技での頂点を目指す。
 両親がボウリング好きで物心がつく頃には一緒に投げるようになっていた。小学1年で武雄市のメリーランドタケオボウルのジュニアクラブに入会。お年玉をはたいて初めてマイボールを手にした。小4で全国大会で学年優勝するほどに上達し、翌年は2連覇を達成した。
 レーンに立ち、投げ終えるまで助走の取り方やフォーム、手首の向きなど神経を指の先まで研ぎ澄ます。安定したスコアはさまざまな「調整力」が要求されるという。
 「手のむくみ方も日ごとに違う。指の抜け具合はテーピングで調整するんです。奥が深いスポーツで『楽しい』が一番に来ます」と笑顔で語る。
 昨夏の全日本中学ボウリング選手権。6位入賞したが、あくまで照準はトップの座だった。「性格が負けず嫌いなんです。今年は中学最後の年になるので、絶対に負けません」。V奪取に燃え、研さんを積んでいる。



<エール>自分のスタイル探して

 メリーランドタケオボウルジュニアクラブプロ指導員・下田順子さん(67) ボウリングは見えないところでタイミングやフォームにズレが生じる。特に手の大きさや歩幅が変わる成長期は苦しいが、研究熱心で努力家な彼女は修正や微調整が早い。佐賀は競技人口は少ないが、全国を狙える存在。目標を持つ大切さを忘れず、自分のスタイルを探してほしい。

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