2018年1月1日時点で20歳の新成人は、前年と横ばいの123万人となることが31日、総務省の人口推計で分かった。総人口1億2660万人に占める割合は0・97%で、8年連続で1%を割り込んだ。戌(いぬ)年生まれの年男、年女は合わせて976万人。

 新成人は、男性63万人、女性60万人。統計がある1968年以降でピークだった70年の246万人の半数に落ち込んだ。平成に入り初めて1月1日を迎えた90年は188万人だった。

 第2次ベビーブーム世代(71~74年生まれ)が成人した後の90年代半ばから減少傾向が続いており、国立社会保障・人口問題研究所は25年に108万人になると推計している。

 戌年生まれは、男性475万人、女性502万人。総人口の7・7%で、十二支の中で最も少ない。第1次ベビーブーム(47~49年)、第2次ベビーブームから外れていることなどが影響していると考えられる。

 戌年生まれの著名人は、タレントの堺正章さん(46年)、歌手の石川さゆりさん(58年)、将棋界史上初の「永世七冠」を達成した羽生善治さん(70年)、レスリング女子で五輪3連覇の吉田沙保里さん(82年)、プロ野球日本ハムから米大リーグ、エンゼルスへ移籍が決まった大谷翔平さん(94年)らがいる。

佐賀県内の新成人は41人増え、8882人

 2018年の佐賀県内の新成人は8882人で、前年より41人増えた。ただ、ピーク時の1970年(1万7127人)以降4番目に少なく、10年連続で1万人を下回った。

 新成人は97年4月2日から98年4月1日生まれで、男性4448人、女性4434人。県が17年11月1日現在の市町の住民票に基づいて集計した。対象学年の中学卒業時(2012年度)の人数は9173人で、県外への人口流出の目安となる新成人との差は291人だった。

 市町別では佐賀市の2405人が最も多く、唐津市1119人、鳥栖市805人、伊万里市597人と続く。最少は大町町の62人。

 成人式は1月3日の多久、武雄の2市と有田町を皮切りに7日まで県内20市町の38会場で開かれる。佐賀、唐津、小城市は合併前の旧市町村単位で実施する。

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