さが食べある記/「ざるそば」湛然の里・そば庵はなの蔵

 静かな山あいにあるそば屋「湛然の里・そば庵はなの蔵」。縁側に干し柿が垂れ下がり、懐かしさのある古民家で食べるざるそば(1050円)は格別だ。

 小麦粉を使わず、そば粉だけで作る十割そばと、サメ皮でおろすわさびが特徴。ふわっとしたそばの香りとわさびの優しい辛みが広がる。関東風の濃いめのつゆにちょっとだけ付けると、するすると食べられる。

 小城市出身の岡孝保さん(76)と、妻・久子さん(70)が東京から佐賀に移り住み、2011年から店を始めた。岡さんは「本格的なそばを作りたかった。ぜひそば好きな人に来てもらいたい」と話す。

 有明海の初摘み生のりをのせたかけそば(1500円)は、1月末までの限定メニュー。つるっとした生のりの食感と磯の香りは、想像以上にそばと合う。そばにはすべてコーヒーが付き、ゆったりとした時間を過ごせる。岡さん夫妻は「ご飯を食べに来るだけじゃなく、のんびりくつろいでって」とほほ笑む。

 

店名  湛然の里・そば庵はなの蔵
住所  佐賀市大和町松瀬3013-4
営業時間  11時~限定20食が終わり次第終了
定休日  火・水・木曜
電話  0952(63)0222

 

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