源右衛門窯が準備する10万円の福袋の内容

 今年も残り3日となり、佐賀県内の大型店で初売りの準備が本格化してきた。買い物より体験を重視する「コト消費」が人気を集める中、旅行商品を取り入れた福袋を用意する店も。節約志向の消費者を取り込もうと各店が工夫を凝らし、新年の商況を占う“短期決戦”に備える。

 昨年11月の増床から1年がたち、誕生祭、「ブラック・フライデー」と次々に催事を打ち出してきたゆめタウン佐賀(佐賀市)。節約だけでなく、欲しいものには思い切ってお金を使う傾向もみられ、「祝賀のハレの日には購入単価が上がる。客の期待に応えたい」。衣料品や雑貨を詰め込んだ5000~1万円の福袋をそろえ、売り上げが2桁の伸び率となった今年並みの盛り上がりに期待する。

 体験型の「コト消費」で消費喚起を狙うのはイオン九州。人気温泉宿の宿泊券とイルカウオッチング、タイ古式セラピーの利用券などをセットにした2万~3万円台の福袋を初めて企画し、イオン佐賀大和店(佐賀市)などで販売する。

 「福袋の中身が分かる方が安心感があり、少し高くても買う人が多い」と同社。人気ブロガーが選んだ洋服の着回し福袋(3900~5000円)のほか、100万円(税別)の住宅リフォーム福袋も用意する。

 佐賀玉屋(佐賀市)は、苦戦が続く衣料品の巻き返しに期待する。例年、午前中には売り切れるという人気のブランド衣料の福袋をはじめ、食品や菓子など各売り場の福袋も充実。計約6.2カラットのダイヤモンドをあしらった2018万円のキャンドル(1点限り)もそろえる。

 

■有田焼窯元商社も多彩に

 西松浦郡有田町の窯元商社が、年明け早々から初売りを行う。福袋やスピードくじなどを準備する。

 

・有田焼卸団地(赤坂)

 元日(一部営業)~5日10~17時。3000円以上買い上げでスピードくじが引けるほか、各社が福袋販売や初売り企画を行う。電話0955(43)2288。

 ・深川製磁チャイナ・オン・ザ・パーク(原明)

 2日8~17時。1万円以上買い上げで深川製磁製品が当たる抽選会のほか、もちや甘酒を振る舞う。薪を使って焼き上げた作品を展示販売する谷窯展(22日まで)を開催する。電話0955(46)3900。 

 ・源右衛門窯(丸尾)

 2~4日9~17時。3万円、5万円、10万円の福袋を限定販売する。いずれも価格の3倍程度の食器類を入れる。焼き物15%引き、布製品10%引きもある。電話0120(88)4164。

 ・香蘭社(幸平)

 3日10~15時。福袋や15%引き販売を行う。電話0955(43)2132。

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