仕事納め式であいさつする山口祥義知事=佐賀県庁

仕事納めで各課を回って職員の労をねぎらう秀島市長(左)=佐賀市役所

執務納め式で前市商工観光課長の一連の不祥事の件に触れる江里口市長=小城市役所

仕事納め式であいさつする徳永重昭組合長(左)=佐賀市の県有明海漁協

 佐賀県内の官公庁や各職場で28日、仕事納め式があった。県出身のスポーツ選手や文化人の活躍があった一方で、鳥インフルエンザや九州北部豪雨災害への対応に追われ、不祥事や国政課題にも揺れた県内。2017年を振り返りながら、新年に向けた決意を示した。

■第4次産業革命「佐賀から」山口知事

 県庁の仕事納め式には県職員約260人が出席し、池田学展や子育てタクシーなど11の事業に表彰状を贈り、労をねぎらった。山口祥義知事は、先端技術開発による「第4次産業革命」への取り組みなどを推進する方針を示し、「佐賀は世界基準。そういう視点で佐賀からやっていこう」と鼓舞した。県教委の式で白水敏光教育長は、県立高の学習用パソコン貸与方針で県議会が説明不足に反発したことを念頭に、「情報公開が大切」と呼び掛けた。

■「新年も一つにまとまって」佐賀市長

 10月の市長選で現職が無投票当選した佐賀市。秀島敏行市長は市役所の各階を巡回し、「総体的には平穏な暮れを迎えることができる。佐賀市民全体にとって良い年になるよう、新年も一つにまとまって頑張ろう」と職員に語り掛けた。

■前課長の不祥事「私に監督責任」小城市長

 小城市では、江里口秀次市長が文書偽造や公金の不正流用など前商工観光課長の一連の不祥事に触れ「長い間、同じ部署に置いた私に監督責任があった」と約100人の職員の前で改めて謝罪した。「問題が起きたことに学習を深め、公務のステップアップにつなげ、市民への気配り目配りを密にしてほしい」と結んだ。

■国策対応の中「一定数字確保」 県有明海漁協組合長

 ノリの色落ちや九州北部豪雨による漂着物に悩まされ、諫早湾干拓事業やオスプレイ配備計画への対応にも追われた県有明海漁協。徳永重昭組合長は国策絡みの事案に影響され、本業に集中できない難しい状況に触れつつ、「本年度の冷凍網と今季の秋芽網はなんとか一定の数字を確保できた」と総括。「組合員の生産意欲と、下支えしている職員の努力に感謝したい」と述べた。

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