優勝した佐賀東イレブン=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

佐賀東-佐賀学園 前半、シュートを放つ佐賀東FW宮城恵太=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 第96回全国高校サッカー選手権大会は30日、東京・駒沢陸上競技場で48校が参加して開幕する。2年連続10度目の挑戦となる佐賀県代表の佐賀東は、開会式直後の1回戦で関東一(東京)と対戦。伝統の堅い守りと巧みにパスをつなぐサッカーで開幕試合を制し、上位躍進を期す。

 佐賀東は佐賀大会決勝で16年ぶりの頂点を目指した佐賀学園と対戦。0-0で迎えた後半18分、途中出場した主将のMF江頭弘太のゴールで先制し、佐賀学園の猛攻を振り切った。初戦敗退した夏の南東北総体の悔しさを胸に厳しい練習を重ね、全国舞台に帰ってきた。

 基本布陣は4-4-2。佐賀大会では5試合で4失点と安定した守りを見せた。その中心を担うのはDF中村恒介。長身で空中戦に強く、正確なロングフィードで攻撃につなげる。

 佐賀大会で20得点を挙げた攻撃陣は、主将江頭とFW中里知己の2トップがけん引する。江頭は全5試合で得点を挙げるなど勝負強く、16強入りした昨冬の2回戦で2ゴールを決めた中里は大舞台にも動じない。MF小野真稔は豊富な運動量で攻守に顔を出し、都渡倭、山田昭汰の両サイドバックが積極的に攻撃参加する。

 佐賀東は30日午後2時5分から、2年連続出場の関東一(東京)と対戦する。関東大会、全国高校総体、全国選手権の東京都予選をすべて制した実力校で、主将の江頭は「個々の能力も高い。組織力で対抗する」と力を込める。

 大観衆が見つめる開会式直後の試合で、平常心を保つことも鍵となる。江頭は「勝利が絶対条件だが、楽しんでプレーしたい」と決戦を待ち望む。

■佐賀大会の勝ち上がり

1回戦  12-0 致遠館

2回戦  3-1 佐賀工

準々決勝 2-1 佐賀北

準決勝  2-2 龍 谷

  (PK9-8)

決勝   1-0 佐賀学園

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