文書偽造や公金の不正流用など小城市の前商工観光課長による一連の不祥事を受け、小城市は再発防止委員会を立ち上げた。年度末までに数回会合を開き、不祥事の防止に向けた報告書を新年度に公表する。

 委員会は11人で構成し、玉島広司副市長が委員長を務め、総務部長をはじめ各課長らが委員になった。問題が公金の取り扱い方など広範に及んだため、会計管理者や監査委員事務局長も加わっている。外部委員は採用していない。

 主に、組織ぐるみの不祥事を防ぐため、職員のモラル向上や外部への通報・告発態勢のあり方など、庁内の自浄作用の向上につながる方策について議論を深めていくという。今月中旬に第1回会合を開き、委員からは「弁護士らに協力してもらい、外部に相談体制を設けることも必要では」との意見も出たという。

 一方、粉飾決算など不透明な会計が明らかになった「清水竹灯(あかり)」の過去の調査について高島政孝総務課長は「資料が市観光協会にも及ぶため、どんな調査方法があるのか、慎重に庁内で審議したい」と話している。

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