国土交通省武雄河川事務所は27日、嘉瀬川ダム(佐賀市富士町)の貯水量の低下を受けて初めて実施してきた農業用水や水道用水などの10~30%の取水制限を、28日午前10時に解除すると発表した。ダムの貯水率は約83%に回復した。嘉瀬川流域の記録的な小雨の影響で、取水制限は113日間に及んだ。

 流域の5~8月の降雨量は過去10年間で最少となり、貯水率は23・3%まで落ち込んだ。利水者や関係機関でつくる渇水調整協議会は自主節水を経て9月7日から取水制限を始めた。その後、貯水率がおおむね85%になった時点で解除することを決めていた。

 渇水対策で取水制限に合わせて減らしていた川の流量も通常に戻す。武雄河川事務所では取水制限や川の水の減量などによる影響を今後取りまとめる。

このエントリーをはてなブックマークに追加