新学習指導要領について議論した研究大会)ら=佐賀市のグランデはがくれ

 「全国個を生かし集団を育てる学習研究大会」(同学習研究協議会など主催)が23、24の両日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。新年度から移行期間に入る新学習指導要領について考える講演会や分科会があり、全国の保育士や学校教諭ら約150人が理解を深めた。県内開催は5年ぶり5回目。

 44回目を迎えた今大会は「集団学習の不易と流行を問い直す」がテーマで、特別講座には武庫川女子大(兵庫県)の押谷由夫教授ら4人が登壇した。

 新要領には「主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)」が盛り込まれたのが特長。来年3月から新要領が完全実施される道徳に関して、押谷教授は子どものやる気を引き出すために記録を残す重要性を強調。物事を広い視野で捉え、自己の生き方について考えを深める「道徳ノート」を作らせるよう呼び掛けた。

 全国協議会会長で國學院大(神奈川県)の新富康央教授は、アクティブラーニングに関して「授業の前後こそが勝負。終了後に生徒自らが調べる意欲を高められるよう机の配置などを事前に考えて」と助言した。

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