佐賀中央郵便局では21世紀初めてとなる高校生配達員=佐賀市

 佐賀市の佐賀中央郵便局で25日、21世紀になって初めて、高校生の配達員が復活した。人手不足を背景に高校生に求人を拡大し、市内の高校に通う1~3年の7人(男子5人、女子2人)が年賀状のやりとりがピークに達する繁忙期に、自転車に乗って市中心部を配達して回る。

高校生7人はホームページやポスターの公募を見て集まった。アルバイト社員の契約で時給800円、 1月5日までの有期契約で、午前と午後のそれぞれ4時間の2交代制で勤務する。年末にはメール便などを、年明けには年賀状の配達に奔走するという。

 高校生の配達員はかつては貴重な戦力だったが、ある時期から大学生や一般に限定してアルバイトを募集するようになったという。濵田英敏局長は「正確な記録はないが、20年以上高校生の配達員はいなかったはず。地域に溶け込み、若い爽やかな力で頑張ってほしい」と期待を込めた。

 配達員は事前にコンプライアンスや防犯、道交法に基づいた自転車の乗り方の研修を受講。男子生徒(18)は「責任感を持って、ミスなく仕事を全うしたい」と頼もしい表情で語った。

 同郵便局では年始の年賀状流通枚数が約190万通で、局員約160人では手が足りず大学生や一般からも約30人をアルバイトで補充している。

このエントリーをはてなブックマークに追加