熊本市は8日、熊本地震で被災した熊本城の復旧基本方針案を有識者懇談会に提示した。天守閣にエレベーターを設置するなどバリアフリー化や耐震化を進める一方、文化的価値を低下させないよう伝統技法の活用を図るとの内容。有識者懇談会は大筋で了承し、市は今月中に国や熊本県と最終調整した上で方針を確定、2019年までの天守閣再建を目指す。

 基本方針案は「観光資源として活用するため復旧過程を段階的に公開する」として、地震後に立ち入り禁止となっている天守閣周辺の早期公開を目指すとした。現在の天守閣は1960年に復元されたものだが、出入り口付近の石垣が崩壊、立ち入り禁止となっている。上下階への移動手段は階段のみで、エレベーターの設置を求める声が市民から上がっていた。

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