先生のアドバイスを受けながら手作りカイロの実験に挑戦する児童ら=多久市の中央公民館

 小学生らに実験を通して科学や理科の魅力を知ってもらおうと「おもしろキッズサイエンス」が25日、多久市北多久町の中央公民館であった。実験教室には市内義務教育3校の1年から6年まで約180人が参加し、音の鳴るコマ作りに挑戦したり、空を舞う植物の種の秘密に迫ったりした。

 科学実験教室は多久市が生んだ明治期の日本を代表する科学者・志田林三郎博士の生誕日に合わせ6年前から、市内外の理科担当教師が中心となって開催している。実験内容は教師が考案し、今回は型紙の飛行機作りなど五つのメニューを準備。児童らは興味のある2分野を選び、夢中になって実験に取り組んだ。

 手作りカイロの実験を選んだ中央校6年の倉地実咲さん(12)と西渓校6年の梶原唯さん(11)は「酢酸ナトリウム三水和物をお湯で温める加減が難しかった」と声をそろえた。梶原さんは「科学は興味があり毎年参加している」といい、倉地さんは「理科は苦手だけど面白かった」と声を弾ませた。

 実行委員長の吉崎泰・西渓校校長は「実験を通して科学の不思議さ、面白さを少しでも関心を持ってくれれば」と話した。

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